概 要
【名称の変遷】
昭和38年(1963)、冷凍魚肉(冷凍すり身、生すり身、落し身等)の生産指導、技術開発及び販路拡大による冷凍魚肉製造業界の健全な育成、北海道水産加工業界の振興に寄与を目的として「(社)北海道冷凍魚肉協会」が設立されました。会員は北海道で冷凍魚肉を製造している者28会員でした。
昭和44年(1969)、業務拡大により北海道以外の者の入会が必要になってきたことから、会員資格、名称を「(社)全国冷凍魚肉協会」と改め、水産加工業の振興に寄与を目的としました。
昭和56年(1981)、冷凍すり身の生産が主体となってきたことと、冷凍すり身を「すり身」と称することが一般化していることなどの理由から「(社)全国すり身協会」と改めました。
平成25年(2013)、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律に伴い一般社団法人に移行しました。
【事業内容】
「(一社)全国すり身協会」では、冷凍すり身の製品規格の検査および品質向上の技術開発と、生産に関する指導事業、生産に必要な資材の購入斡旋、会報や月報によるすり身の市況及び情報の提供に関する事業を行っています。なお、製品規格の検査や技術開発や研究は“冷凍すり身発祥の地”北海道網走市にある技術研究所で行っています。
現在までに行ってきた主な委託事業や補助事業は、下記のとおりです。
昭和46年
「加圧浮上による水産加工排水処理試験((社)食品産業センタ-委託研究)」
昭和48年
「寒冷地における水産加工排水高度処理試験(公害防止事業団委託研究)」
昭和52年~58年
「多獲性赤身魚の高度利用技術開発研究(水産庁委託事業)」
昭和57年~59年
「未利用魚食用化技術開発研究(水産庁委託事業)」
昭和60年
「陸上冷凍すり身品質規格設定委託事業(水産庁委託事業))」
昭和61年~63年
「魚介類有効栄養成分利用技術開発研究(水産庁委託事業)」
平成6年~9年
「窒素・燐等水産加工排水処理システム開発事業(水産庁補助事業)」
平成9年~平成13年
「水産加工排水の処理技術・廃棄物の有効利用技術の開発((社)マリノフォーラム21補助事業)」
【所在地】
本部および技術研究所
〒093-0057 北海道網走市北7条東1丁目3番地1
TEL:0152-44-7218 FAX:0152-44-7219
http//www.surimi.org
E-mail:surimi@nifty.com